久留米絣は、糸を一本一本丁寧に染め分け、緻密に織り上げることで生まれる独特の模様が特徴。完成までには、何十もの工程を職人さんの手で丹念に積み重ねる必要があります。(写真:下川織物様)
一方の児島デニムは、岡山の地で培われた世界的に認められる品質。職人さんの巧みな技が、児島デニムの絶妙な風合いを生み出しています。 その美しい仕上がりは、まさに日本の誇りです。
職人さんの丁寧な技に支えられたこの織物を日々の暮らしの中で、もっと気軽に楽しんでほしい。そんな想いから「藍と空と」は生まれました。
久留米絣も他の伝統工芸と同じく、需要の減少や後継者の不足といった課題を抱えています。だからこそ、1人でも多くの方に久留米絣の魅力や可能性を感じていただき、共に未来に繋げていけたら。
伝統を守ることは、ただ過去を守ることではなく、今を楽しみ、未来へと伝えること。
久留米絣を日常に取り入れ、身近な存在として愛していただけるよう、私はスカートという形でその魅力をお届けしていきたいと思っています。
藍染の深い色合いと、伝統のぬくもりを感じながら、無理せず、おしゃれを楽しむ。
このスカートが、お客さまの毎日にそっと寄り添えますように。